建築シミュレーション

BEE は LEED® 認証コンサルティングの一環または個別のサービスとしてエネルギーモデリングと熱分析、昼光分析を提供します。

エネルギーモデリング

お客様の望む投資利益率のある ECM (Energy Conservation Measures、エネルギーの節約方法)の最適な範囲を特定するとともに、熱的快適性、エネルギー効率、利用者の健康を最大限にすることを目的としています。

一般的に、モデリングエンジニアは以下の通り行います:

  • 基本的な建築パラメータと最新の建築モデリングソフトウェアを用いて予備シミュレーションを作成すること
  • 本件の建物用に選定された ECM のリストを提示すること
  • 各 ECM を使用した新しいモデルを実行し、各ソリューションの影響を回収期間に比較して示すこと
  • プロジェクトに対して最適な ECM で最終エネルギーシミュレーションを完了すること

熱分析

熱分析については、特定の空気分配システムに最適な熱ソリューションを特定して快適な室内環境を作成することを目的としています。

BEE は各種室内空間用の実用的な熱ソリューションを見つけるために離散数学、流体力学、Fluent ソフトウェアを使用したコンピュータシミュレーションといった様々な方法を使用する CFD(Computational Fluid Dynamics、数値流体力学)を専門としています。

照明分析と昼光シミュレーション

環境に優しい適切な照明設計は、プロジェクトの様々な要素を考慮する必要があります:

  • 昼光率
  • 熱利得・熱放散
  • グレアコントロール
  • 建物の方向性

LEED の環境品質の昼光照明に関する要件に適合するように作業することもできます。

Autodesk® Ecotect® ソフトウェアでは、昼光照明を最大限にして電気照明器具の使用量を低減するため、プロジェクトの全面的な照明・昼光調査を実施することができます。当社のサービスには、以下などがあります:

  • 影検出・反射光検出
  • 遮光設計
  • 太陽光分析
  • 照明設計の見直し
  • 遮光分析

音響分析

内部空間の音響環境は利用者の快適性と空間の機能性において非常に重要な役割を果たします。

  • BEE はシミュレーションソフトウェアにより空間を検査し、空間の建設に使用された建材から影響を受けた反響を測定します。
  • 音場における音線追跡法により、建築と材料からどのような影響を受けるかを分析します。

分析結果により、BEE は潜在的な問題を特定し、反響と騒音を削減した最適な音響環境を作り出すソリューションを提案できるようになります。